海洋上を漂う漁業ブイの位置追跡

広い海洋上を漂う漁業用ブイ。
従来、漁師たちは潮の流れ・風向きを考慮し長年の経験をもとに海洋上のブイの位置を推測し見つけ出して参りました。

現代ではGPSの測位を利用した正確な位置情報を得ることができます。
この位置情報を、陸上に伝える手段として弊社の衛星通信サービスを利用することが出来ます。

インマルサットIDP端末はGPSで即位した位置情報をショートデータとして通信衛星に送信、通信衛星からのデータを陸上地球局のパラボラアンテナで受信し
弊社サーバーを通してインターネットで情報を送ります。
利用者様は、WEBサイト上で常にブイの正確な位置を確認する事ができます。

計測器(気温・水温・水位・放射能等)のデータ送信

気温計・水温計・水位計・放射能測定器などの各種計器による測定値を、インマルサットIDP端末より衛星に送信し、観測施設で情報を受け取る事ができます。
現在では、殆どの地域を携帯電話通信網が網羅しておりますが、衛星通信を活用すれば、携帯通信網が無いばかりに、通信可能な近隣での測定ですませていた各種計測を、本当に計測したい地点でピンポイントで測ることが可能です。

水位の測定に実用化されています。 (株式会社クリオテクノスと共同開発)

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災害時、ランドラインが使用不能になった時のバックアップ

2011年3月11日、東日本大震災時の巨大津波の来襲において、水門を閉めるという責任を果たす為、逃げ遅れ、尊い若い命が犠牲になった事はご存じと思います。
実は、この水門の開閉システムは携帯電話の通信網でリモートコントロールできるようになっておりました。
しかし、想定外の大地震はこの通信網も使用不可能にし、結果的に手動での閉門を余儀なくされた結果、悲しい惨事になった事はあまり知られておりません。
もし、この時に開閉システムのコントロールに衛星通信を利用していたなら、沢山の命を救う事が出来たでしょう。
また、実際に来襲した津波の大きさも、警報発生時に予測された大きさを遥かに超えたものだったと聞きます。
このため、事態を軽く見た多くの方の命が犠牲となってしまいました。
これも、例えば沖合に水位計を配置し、その水位の変化を衛星通信にて受け取り正確に分析出来ていれば、何分後に何メートルの津波襲来と的確な情報が伝わり、犠牲者の数は遥かに少ないものとなったに違いありません。

山岳地帯・砂漠地帯などで使用する各種設備の監視

険しい山岳の山頂部や、厳しい気候の砂漠地帯などに、発電用の風車や観測レーダーなどの非常に重要な設備が配備されている事は稀ではありません。
こうした設備は、常に正常に稼働する事が重要であり、故障を未然に防ぐための自己監視システムを持っていることが多々あります。
しかし、こうした地域は従来の通信網のエリア外の事が殆どです。
そのため、高度な監視システムもその数値を確認するためには、定期的に人間がこの設備に出向いて行くか、この過酷な環境下に常駐する事を強いられます。
インマルサットIDP端末は、これらの監視システムのデータを衛星通信で送る事で、管理者の労力を大幅に軽減する事が可能です。